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【SQLite入門】関数の利用

前回までにデータベースへのデータの出し入れについて学習しました。
今回はより関数を利用した高度な使いかたについてご説明します。
SQLiteには様々な関数が用意されています。
ココでは代表的な関数について説明します。
詳しい使い方は、SQLiteのホームページでご確認下さい

https://www.sqlite.org/index.html

平均

カラム毎の平均

「各教科毎の平均点を取りたい」と言うように平均値が必要な場合はAVG関数を使います。
構文:AVG(カラム名)
例えば国語の平均点は以下のようになります。
SELECT AVG(国語) FROM seiseki;

複数のフィールドの平均値を求める場合は、このようにカラムつなげます。
SELECT AVG(国語),AVG(算数) FROM seiseki;

列毎の平均

列の平均は様々データ型が並んでいる為、先ほどのような関数は無く、自分で計算します。
SELECT 生徒名,(国語+算数+理科+社会)/4 FROM seiseki;

 

気がつかれた方もいると思いますが、田中さんと鈴木さんの平均値は78.25点と72.75点のはずが、小数点が丸められています。
これは点数のデータ型が符号付き整数の為です。
気になる方はデータ型を浮動小数点としてテーブルを作成して確認して下さい。
SQLiteは作成済みのDBの型を変更する事ができませんので再作成が必要です

簡単ですが、今回でSQLite入門は終了です。